LOCATION
憧憬に磨かれた街、苦楽園
閑静な街並みに、さりげなくお洒落な気配が漂う苦楽園。周辺には、公園・緑地も数多く点在。桜の名所として名高い「夙川」の他、「樋の池公園」や「豊楽公園」、「北山緑化植物園」など、潤いの場面がそこここに広がっています。また緑の並木沿いや夙川界隈には、ブティックやカフェレストラン、インポートショップが軒を並べている他、「いかりスーパー」や「そごうウイング」など毎日の暮らしに欠かせないショッピング施設もごく身近。
また、多くの文人たちに愛されてきた苦楽園は、文化的な薫り今なお高く、エリア内には博物館や美術館など多彩な施設が点在。文教エリアとしても知られており、北夙川小学校や苦楽園中学校をはじめ、私立校も数多く、個性と情操を育む理想的な環境を有しています。
ARCHITECT PROFILE
建築家 大江匡氏
国内外から高く評価されている彼の作品には、伝統的な和風建築を見直し、過去の未来化を試みた鮮度の高い建物が多くあります。当マンションもまた、洋の装いでありながら、日本文化と密接に関わる自然への慈しみにあふれた住まいになっています。
- 1954年
- 大阪府生まれ
- 1977年
- 東京大学工学部建築学科卒業
- 1977年〜84年
- 菊竹清訓建築設計事務所
- 1985年
- プランテック総合計画事務所設立
- 1987年
- 東京大学大学院工学建築研究科修了
作品
京都特有の建築の地下2階に庭を内包。仏教美術と古美術などを所蔵する各展示室とミュージアムショップをめぐる路地の一角として組み込まれています。屋上庭園には、東山を借景とする茶室も設けられています。
斜め格子のチューブ構造により、建物本体を地上より持ち上げ、足下の公共的スペースを解放させた斬新な設計。少ない鉛直鉄骨部材で高い剛性と強度の高層建築を実現しています。
閑静な住宅街に建つ邸。敷地の長手方向に中庭を半分作り込み、2層分の壁面を立ち上げることによって、アプローチから玄関、中庭まで一体感のある外部中庭空間を創出。プライバシーを守りながらも、開放感を最大限に享受できるレイアウトが秀逸です。
多摩川を望む南向き斜面に建つ高級賃貸共同住宅。どの住戸からも眺望を満喫できるよう、敷地形状を活かして階段状にテラスを設置。外壁には丘陵の緑に映える純白のタイルを採用し、住戸の独立感と一体感を調整しながら全体を創り上げています。
にぎわいから一歩進むと、一瞬の静けさを感じる。陶器のようなシャープさと繊細さを合わせ持つ白いタイル、そして重厚感を漂わせる黒いタイル。この二つの素材の組み合わせが、都会的でセンシティブな空間を創出するマンション。